第132号(2025年12月)資本市場・企業統治研究会特集号
新規株式公開のアンダープライシングに対して,仮条件範囲外での公開価格の設定が与える影響
高橋陽二(県立広島大学大学院経営管理研究科准教授)
- 〔要 旨〕
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本研究は,2023年10月1日から2025年7月末における新規株式公開(以下,IPO)138社を対象に,アンダープライシングに対して,仮条件範囲外での公開価格の設定が与える影響について,実証的に分析することを目的としている。本研究は,第96回証券経済学会全国大会のテーマセッション「エクイティ・マーケットの実証分析」,第97回証券経済学会全国大会における研究をまとめたものである。
分析結果は,IPO改革(仮条件の範囲外での公開価格の設定)は,当初,一定程度の効果があったことは確認できたものの,その後,これまでの「慣習」に沿った価格形成が行われていることがわかった。
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