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講演会開催予定

講演会開催予定

今後の講演会の開催予定を、このページの下段に掲載していますのでご参照下さい。
講演会員の募集も行っております。詳しくは講演会員募集をご覧ください。

今後の開催予定

第三期モディ政権とこれからのインドの展望

開催日
2024年9月3日
講 師
伊藤 融氏(防衛大学校人文社会科学群国際関係学科 教授)

 今回の「資本市場を考える会」では、防衛大学校人文社会科学群国際関係学科教授 伊藤融 氏をお招きし「第三期モディ政権とこれからのインドの展望」と題してお話を伺います。
 近年のインドの経済発展は目覚ましく、2025年には名目GDPで日本を抜いて4位となると予想されています。また、外交面でも存在感を強め、全方位外交のもと西側諸国やロシア、中東とも関係を保つとともに、グローバルサウスの旗振り役としての地位も固めています。
 このようなインドの躍進には、2014年から2期続けて首相を務めるモディ氏の存在があります。ところが、今年実施された総選挙ではモディ首相率いる与党・インド人民党が議席を大きく減らし、野党が躍進する結果となりました。与党連合で過半数を抑えたことでモディ首相は三期目を務めることとなりましたが、選挙結果は様々な政策に影響を与えると思われ、今後の舵取りが注目されます。
 今回は、第三期モディ政権とインドの行方について考えます。

日本経済の再生戦略~社会保障から考える~

開催日
2024年8月30日
講 師
田中 秀明氏(明治大学公共政策大学院 専任教授)

 今回の「資本市場を考える会」では、明治大学公共政策大学院 専任教授 田中 秀明 氏をお招きし「日本経済の再生戦略~社会保障から考える~」と題してお話を伺います。
 我が国は急速に少子高齢化が進んでいるが、最大の問題は働き手の減少である。今後50年間で人口は約4千万人減少するが、そのうち3千万人が15~64歳である。これを乗り越えるためには、可能な限り多くの人がより長く働くことが必要である。しかし、社会保障制度や税制はこれを阻んでいる。典型的には、年収の壁などの問題である。これまでも様々な見直しが行われてきたものの、日本の社会保障は労働市場など社会の変化に対応できない。
 昭和の仕組みが岩盤として残っていることが問題であり、日本経済の足かせになっている。セーフティネットが不十分だと、リスクも取れない。今回は、社会保障制度の現状を考察し、制度の持続可能性を高め日本経済の更なる成長に結びつけるにはどのような方策が取りうるかを考えます。