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講演会開催予定

講演会開催予定

今後の講演会の開催予定を、このページの下段に掲載していますのでご参照下さい。
講演会員の募集も行っております。詳しくは講演会員募集をご覧ください。

今後の開催予定

日本の国際収支構造の変化とそのミクロ的要因

開催日
2024年11月18日
講 師
伊藤 恵子 氏(千葉大学大学院社会科学研究院 教授)

 今回の「資本市場を考える会」では、千葉大学大学院社会科学研究院 教授 伊藤 恵子 氏をお招きし「日本の国際収支構造の変化とそのミクロ的要因」と題してお話を伺います。
 わが国における経常収支は長きにわたり黒字が続いていますが、2000年代後半から貿易収支に代わって第一次所得収支が黒字を主導するようになり、2021年度以降黒字となっているのは第一次所得収支のみとなっています。また、最近ではサービス収支におけるデジタル分野の赤字拡大も目立っています。
 このような構造の変化に関しては、輸出産業の国際競争力の低下、成熟した債権国への移行、対内直接投資の低迷など様々な指摘がなされており、日本経済の持続的な発展のため、これらの諸課題を乗り越えることが期待されます。
 今回は国際収支構造の変化や現状の課題、望まれる政策対応などについて考えます。

“金利がある世界”への復帰と課題:日銀金融緩和修正の行方

開催日
2024年11月8日
講 師
加藤 出 氏(東短リサーチ(株)代表取締役社長 チーフエコノミスト)

 今回の「資本市場を考える会」では、東短リサーチ(株)代表取締役社長 チーフエコノミスト 加藤 出 氏をお招きし「“金利がある世界”への復帰と課題:日銀金融緩和修正の行方」と題してお話を伺います。
 日本銀行は、今年3月にマイナス金利政策及びイールドカーブ・コントロールを解除、7月には政策金利を0.25%へ引き上げるとともに、長期国債買い入れの減額計画を決定するなど相次いで大規模金融緩和の修正に乗り出しました。さらに、植田総裁をはじめ複数の委員が、経済・物価の見通しが実現する確度が高まっていけば、金融緩和の度合いを調整していくとして、今後の追加利上げの姿勢も見せています。
 一方、我が国においては長きにわたって金利が極めて低い状況が続いてきたこともあり、金利がある世界への回帰が進むことで、経済や市場がどのような反応を示すか大いに注目されます。
 今回は、これからの日本銀行の金融政策と、経済や金融情勢などについて展望します。