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法律関係書

近年の証券規制を巡る諸問題

証券取引法研究会編
ISBN4-89032-034-2
2004年11月発行
A5判 211頁
本体(税別)2,800円(税込3,080円)

近年、証券市場は、国際化、電子化、多様化等の変化が急速に進展しており、国内・海外ともに、市場機能の向上と有効な証券規制の徹底を目指して多様な制度改革や規制整備が行われてきた。当研究所の証券取引法研究会においては、このような制度改革に伴って生じた新しい法制上の諸問題について研究・討議を行い、その成果を取りまとめ、今回『近年の証券規制を巡る諸問題』として刊行する運びとなった。本書は、市場改革の展開、変化する証券規制への対応、新しい法的な問題点等に関心をもたれる各界の読者にとって大いに参考になるものである。

目次

  • 投資者救済手段の法整備―裁判外紛争解決制度を中心として―
    森田 章同志社大学教授
  • 証券化の進展に伴う諸問題(倒産隔離の明確化等)
    浜田道代名古屋大学教授
  • 機関投資家の議決権行使とその活性化―年金基金等の取組を中心として―
    前田重行学習院大学教授
  • 会社法の大改正と証券規制への影響
    前田雅弘京都大学教授
  • 有価証券の無券面化
    神田秀樹東京大学教授
  • 発行開示と引受業務に関する諸問題
    黒沼悦郎早稲田大学教授
  • 証券決済制度改革の諸問題―証券取引法上の清算機関を中心に―
    近藤光男神戸大学教授
  • 欧州における証券規制統合の現状と課題
    神作裕之東京大学教授