昭和続編
日本証券史資料
昭和続編
編集 公益財団法人 日本証券経済研究所
第1巻
ISBN4-89032-280-0
第49回臨時国会から第52回国会において、衆参両院で審議された証券関係の法令改正及び金融、証券に関する審議内容を収録。
公債発行に関する件、財政処理特別措置法、建設国債発行に関する件等に関する審議録
第2巻
ISBN4-89032-281-7
第55回特別国会から第72回通常国会(昭和42年2月〜49年6月)において、衆参両院で審議された証券関係の法令改正、証券経済研究に関する審議内容を収録。
有価証券取引税法の改正、証券投資信託法の改正、開示規制の強化と公開買付け制度の導入に係る証券取引法の改正、外国証券業者の対日進出に係る外国証券業者法の立法、監査役制度の大幅な改正などを盛り込んだ商法改正等に関する審議録を収録。
第3巻
ISBN978-4-89032-282-4
第75回通常国会から第94回通常国会(昭和50年5月~56年6月)における、証券市場に関わる種々の立法(および法改正)をめぐる審議と、財政、金融、証券の基本施策をめぐる論戦の記録を収録。
公債発行特例法案、独金法改正案、銀行法・相互銀行法・信用金庫法および証券取引法の改正案に関する審議等を収録。
第4巻
ISBN978-4-89032-283-1
第95回臨時国会から第113回臨時国会(昭和56年11月〜63年12月)における、証券市場にかかわる種々の立法(および法改正)をめぐる審議と、財政、金融、証券の基本施策をめぐる論戦の記録を収録。
投資顧問業規制法案、財源確保特別措置法案、証券取引法および外為法の改正案に関する審議等を収録。
第5巻
ISBN978-4-89032-284-8
第五巻では四一件、五十二名の証券史談を採録している。歴史研究ではとかく文字史料が重視されるが、それだけでは歴史を平面的に見ることしかできない。そこで、その当時、ある施策や政策を行うにあたり、業界の経営者や政策担当者などが何を考えてそれを行ったのか。それに携わった人たちの生の声を残すことで、史料からは読み取れない背景や当事者の考えなどを知ることができ、立体的な歴史の再構築を可能にする。そういう意味で、貴重な史料を採録した巻である。
(目次)
行政からみた証券市場史(角谷正彦氏、関要氏、松野允彦氏、日野正晴氏)
取引所からみた証券市場史(鶴島琢夫氏、堤多喜男氏)
大手証券の国内営業史(井阪健一氏、磯野久司氏、木村一義氏)
大手証券のシステム史(大隅偉延氏、村住直孝氏、桑島正治氏)
大手証券の海外営業史(神﨑泰雄氏、中村正董氏、吉川淳氏)
公社債市場の歴史(奥本英一朗氏、沖津正恒氏)
準大手証券・中堅証券からみた証券市場史(加藤精一氏、菊池廣之氏、藍澤基彌氏、武樋政司氏、沖津嘉昭氏)
北海道・東北地方の証券市場史(北海道証券座談会、後藤毅氏)
北陸・甲信越の証券市場史(今村九治氏、新潟証券座談会、岡宮照行氏)
東京の証券市場史(石井久氏、小貫員義氏、安陽太郎氏、渡邊靖國氏)
名古屋の証券市場史(安藤正敏氏、木村茂氏)
近畿の証券市場史(勝見昭氏、片山通夫氏)
中国・山陰・四国の証券市場史(打海啓次氏、打海英敏氏、今井陸雄氏、中條安雄氏、上広雅吉氏)
九州・沖縄の証券市場史(富山積氏)