経済一般書
証券ビジネスの再構築
証券経営研究会編
ISBN4-89032-035-0
2004年12月発行
A5判 255頁
本体(税別)2,400円(税込2,640円)
ISBN4-89032-035-0
2004年12月発行
A5判 255頁
本体(税別)2,400円(税込2,640円)
金融システム改革の進展により、証券経営を取り巻く環境は劇的に変化し、特に、免許制から登録制への移行、手数料の自由化によって、新規参入が促進されるとともに、折からのIT革命の進展を背景にオンライン専業業者による手数料の価格破壊が一気に進むことになった。
このため、既存の業者の収益環境は極めて厳しくなり、新たな業務・収益源の確保と、それを支える経営組織、インセンティブ・システムなど、ビジネス・モデルの再構築が求められている。本書は、このような変革期における証券経営、証券業務の最近の動向を分析したものである。
目次
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序章 証券経営の新しいビジネス・モデルを求めて佐賀卓雄当研究所主任研究員
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第1章 証券会社における戦略と組織、人事二上季代司滋賀大学教授・当研究所客員研究員
清水葉子福井県立大学講師・当研究所客員研究員 -
第2章 リテール証券営業の現状と課題福田徹当研究所主任研究員
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第3章 証券会社のトレーディング戦略小林襄治専修大学教授・当研究所理事
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第4章 資産運用ビジネスの現状と展望橋本基美野村アセットマネジメントシニア・マネージャー
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第5章 新興株式市場と証券関連ビジネス近藤一仁いちよし経済研究所取締役社長
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第6章 証券化関連業務川村雄介長崎大学教授・当研究所客員研究員
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第7章 証券会社の企業再生ビジネス松尾順介阪南大学教授・当研究所客員研究員