証券図書館デジタルアーカイブ
歴代大蔵省(現財務省)証券局長口述記録
日高壮平氏(1993~1996年)[平成5~8年の証券局行政]
はじめに-証券局長就任時の課題
1.市場の活性化のための施策
(1)個人株主の拡大
①投資信託の拡大
②ミニ投資制度の導入
③投資単位の括り直し、株式分割の推奨
(2)新規公開の促進
①店頭市場の改革
②東証外国市場の活性化
③取引所上場基準の見直し
(3)時価発行公募増資の再開
(4)先物オプション市場の改革
①日経300の上場
②市場管理の改善策
③日経300 株価指数連動型投資信託の創設・上場
(5)民営化株式の売却
(6)株式売買手数料の自由化
(7)自己株式の取得・売却
(8)金融制度改革による競争の促進
2.投資信託制度の改革
(1)運用規制等の抜本的緩和
(2)ディスクロージャーの充実・運用成績の公開
(3)公正取引ルールの整備
(4)新規参入による競争の促進
3.公社債市場の整備
(1)発行市場の改革
①商品性の自由化
②適債基準・財務制限条項の設定義務の撤廃
(2)流通市場の整備
①社債の受渡し・決済制度
②債券貸借市場の整備
③その他
4.規制緩和・手続の簡素化
(1)バブル崩壊後、マーケット維持のために強化された規制の緩和
(2)証券会社の業務規制緩和
(3)公正取引確保のための規制緩和
(4)ディスクローズの充実
5.証券関係税制
6.その他
(1)デリバティブ
(2)個別事案
(3)IOSCO東京総会
(4)その他(PKO)
7.質疑応答